ハーレーのパーツでDIY

パーツ

大型バイクのハーレーは、カスタマイズパーツを使う事で自分でDIYを行う事が可能です。DIYを行う時には、ユーザーがどのようなイメージに仕上げたいのかを十分に検討しておきます。イメージが固まらないうちに作業を行いますと、最終的にイメージからかけ離れてしまう事があります。

ハーレーのカスタマイズパーツは、国内外のメーカーから発売されていますので、ユーザーはバイクの改造に必要な部品を入手します。状態が良ければ、新品でなくても中古品でも良いでしょう。カスタマイズ用の部品は、ハーレーのモデル毎に対応していますので、部品が愛機で使えるのかどうかを事前に調べておくとスムーズに部品集めが行えます。

ハーレーのDIYは、デザイン面から機能面まで行う事が出来ますので、デザイン重視で改造したり、安定性向上を目指して整備したり、デザインと機能の両立を図ってバランスを取ったりして、ユーザーのニーズに合ったカスタマイズを実施していきます。大型バイクのユーザーはエンジン音やマフラーからの音に拘る人が多いですが、エンジンの交換やマフラーの交換でこのような鼓動音に変化を与えられます。カスタマイズの効果は、カスタマイズ用の部品で変わってきますので、部品を使う事でどのような効果が期待出来るかを調べておくのも有効でしょう。

ハーレー

ハーレーのハンドルをDIYで

ハンドル

ハーレーなどのような外国の大型バイクは、180㎝程の身長に合わせて設計されています。そのため、外国人と比較して体格の小さい日本人でシートやハンドルなどポジションが大きすぎて合わない事があり、運転しにくくなったり疲れやすくなったりします。このような時に効果があるのが、ハンドルを交換して楽なポジションで運転できるようにする事です。交換作業自体は、たくさんあるハーレーのカスタムパーツの中でも簡単な方なのでDIYで交換する事もできます。

交換する時には、車体が動かないようにジャッキで固定してから作業を行います。この後、パーツの取り外しと取り付けの作業をします。スロットル用のグリップを取り付ける時には、グリスを塗ってから取り付けます。細かい作業内容は、パーツに付属している説明書などを確認しながら進めていきます。DIYで問題になってくるのが、ハーレーの車種や年式などによって交換作業が難しくなる事です。

車種によっては、交換する時に他の部品を取り外さなければいけない場合があります。年式が新しくなると、電子スロットル用の配線がハンドル内部を通っているため、気を付けながら作業を進める事になります。運転する時にとても重要なパーツになるので、DIYで交換する時には販売店のスタッフなどに相談しながら進めた方が良いでしょう。

ハーレー

DIY 工具では難しいハーレー

工具

ハーレーダビッドソンだけではなく、自動車はオートバイ好きの方であれば自分の手でメンテナンスやカスタマイズをしたいもの。ですが、メイドインアメリカのハーレーダビッドソンを自分でメンテナンスするとなると費用が掛かってしまいます。日本車であれば家に準備してあるDIY工具でカスタマイズやメンテナンスができますが、アメリカでは基本単位が違っており、車両のボルトなどもその単位で製造されています。

アメリカの基本単位はインチやマイルが採用されています。日本はミリメートルやセンチメートルといった単位が基準となっており、1インチをミリメートルに換算すると25.4ミリメートルとなります。このようにきっちりとした数字に換算することができないため、日本の単位を基準に製造されているDIY 工具はアメリカ車であるハーレーダビッドソンに使用することはできないのです。そうなるとカスタマイズやメンテナンスに必要な道具を全て揃えなければならず、かなりの費用が掛かってしまいます。

しかもせっかく集めたインチ単位で製造されている道具はハーレーダビッドソンのカスタマイズやメンテナンスでしか使用することができず、日曜大工には使えないとなると自分でカスタマイズやメンテナンスをするのは費用的にも厳しいといえるでしょう。

工具

ハーレーの日本での展開

エンジン

日本に初めてやってきたハーレーは、「サイレントグレーフェロー」です。これは、静かな灰色の友達という意味が込められたネーミングです。
エンジンは、エンジン搭載型の自転車と同等のスペックを持つ、「モデルE」となっていますが、この当時多くの日本人を魅了したのが、ハーレーの「Vツインエンジン」です。

Vツインエンジンは、ホンダなど他のメーカーでも開発され、今ではおなじみの形状となっていますが、ハーレーがリリースされた時期は画期的なフォルムとスペックを有したエンジンと言われています。Vツインエンジンの技術を確立したのは紛れもなくハーレーということができるでしょう。

1900年代中期にかけては、車体・エンジン共にさらなる改良が重ねられ、我々がよく知るハーレーの原型が既に存在しています。
その頃から、21世紀にかけて登場したバイクには、XLスポーツスター、XL8837Lスーパーロー、FXSTソフテイルなどがあげられます。

また、日本の交通事情も変わり、オートバイの高速道路の制限速度が時速80キロメートルから100キロメートルまであげられ、高速道路での二人乗りが可能となるなど、ハーレーでのツーリングがしやすい環境になり、ハーレーの売り上げも伸びています。

ハーレー

ハーレーの印象を変えるタンクとパーツ取付けの要点

ハーレータンク

ハーレーのパーツを変えるカスタマイズの中でも、最もバイクの印象を変化させられるのがタンクです。ハーレーのタンクの種類は非常に多く、カラーだけではなく、サイズや形などを変えて独自のカスタマイズを楽しむことが出来るようになっています。

且つ、このバイクの顔ともなる部品は、外装パーツの中でも非常に取り付けが簡単である事が特徴です。そのため、初心者向けの改造となっている事もメリットの一つです。

タンクの取り付けはボルトの着脱のみで可能になるという特徴が見られます。よって、取り付けの際のポイントとしては、ガソリンが漏れてしまわないように、事前にコックの開閉の方法を確認しておく事です。

広い道

この燃料漏れにさえ注意すればボルトの着脱のみで外装パーツを変更する事が出来る為、ハーレーのカスタムの中でも費用対効果の大きなカスタマイズとなっているのです。この外装部品は独自のデザインでオリジナルを製作してもらう事もできるので、希望通りのスタイルを実現する事が可能です。